「私の家政婦なぎささん」は2020年7月7日から始まった、火曜10時からのTBSのテレビドラマです。
主人公の相原メイは多部未華子さんで、家政夫のナギサさんは大森南朋さんです。
「私の家政婦ナギサさん」は四ツ原フリコ原作「家政婦のナギサさん」という漫画が原作のドラマです。
天保山製薬のMRとして忙しく働く、相原メイは、メイの妹からの誕生日プレゼントとして、家政夫のお試しサービスを受けることになりました。
ナギサさんは男ですが、子供の頃から「お母さん」になるのが夢だったとのことで、家事が完璧。指名ナンバー1の家政夫です。
家事が苦手なメイは、これまで営業成績で男性にも負けないように常にトップを目指し、仕事一筋で頑張ってきましたが、ナギサさんとの出会いによって少しずつ変わっていく、というお話です。
「私の家政婦ナギサさん」第4話では、メイはライバルのアーノルド製薬の田所と良い感じに急接近します。
メイが営業先の肥後すこやかクリニックの肥後先生から「結婚を前提にお付き合いしてください」と告白されたり、同じ店で田所がメイの親友の陶山薫から同じように告白された直後にコンビニで偶然会うというシーンで、二人で飲みながら、田所がメイのアゴをくいっとしたり、二人でブランコしたり、キュンキュンポイントが沢山ありました。
第4話は田所役の瀬戸康史さんが素敵すぎて、個人的に何度でも見たいです(笑)。
今回は「私の家政婦ナギサさん」第5話のあらすじと見どころについてお伝えします。
テレビドラマ「私の家政婦ナギサさん」第5話のあらすじ
「私の家政婦ナギサさん」第5話では、メイのお父さんの還暦パーティーをメイの実家で行うことになります。
メイのお母さんはサプライズで料理を披露したいと、ナギサさんから料理のレクチャーを受けていましたが、メイは妹の唯と母を、この還暦パーティをキッカケに仲直りさせたいとナギサさんに相談します。
還暦パーティの当日、なぎささんは唯をアシスタントとしてメイの実家に訪れます。
テレビドラマ「私の家政婦ナギサさん」第5話の感想
テレビドラマ「私の家政婦ナギサさん」第5話は、「メイのお母さんの親心」がテーマのストーリーでした。
メイのお母さんは、なぎささんと一緒にやってきたアシスタントが唯だと秒で勘づいたと思いますが、敢えて知らんぷりをして迎え入れるところが親心なのだなあと思いました。
メイとなぎささんの思惑で、用意された料理は家族の思い出にちなんだメニューの物ばかり。
特にハンバーグは、メイと唯二人で「味のしないおかあさんのハンバーグ」にメイと唯二人で味付けしたものでしたが、その味付けを再現するのは、家事のプロのなぎささんでも不可能な話です。唯にしかできない仕事ですが、そこでも気がつかないふりをして、美味しいと食べるところに母の愛を見ました。
またメイが用意した家族の思い出の映像は、敢えて唯が中心になるストーリーのものをチョイスしてましたが、そこにさりげなく乗って、唯の話で盛り上がるお母さんの親心に、なんだか泣けてきました。
幼いメイと唯の写真をみて、「私の中ではメイも唯もこのころのイメージのままなのよ。」という言葉には、もう号泣です。
いつまでも娘は娘だから、心配で、口うるさく呪いの呪文をかけたくなってしまうのですね。
私も実家の母を思い出し、自分がメイと同じ28歳くらいの頃、私に対して色々と呪いの呪文をかけていたのを思い出しました。(苦笑)
自分が40歳過ぎてからは呪いの呪文をかけなくなってきましたけどね…。
最後では、無事にお母さんと唯は無事に仲直りできて、今回はとても温かい気持ちでドラマを観終えることができました。
やはり家族円満は大事ですね。
今回はナギサさんも大活躍でした。
原作漫画のナギサさんとドラマのナギサさんはイメージがだいぶ違う印象ですが、ドラマのナギサさんの方が「お母さん」感があって、私は好きです。ナギサさんの温かいまなざしが素敵ですね。メイでなくても、ナギサさんに癒しを求めたくなると思います。
メイが「ナギサさんのことをもっと知りたい」と言った言葉に履歴書を用意してきた時には「天然か…。」と思いましたが、そんなところもチャーミングですね。
次回はついに、今まで謎に包まれていたナギサさんの過去がわかるみたいなので、今からとても楽しみにしています。