「私の家政婦なぎささん」は2020年7月7日から始まった、火曜10時からのTBSのテレビドラマです。
主人公の相原メイは多部未華子さんで、家政夫のナギサさんは大森南朋さんです。
「私の家政婦ナギサさん」は四ツ原フリコ原作「家政婦のナギサさん」という漫画が原作のドラマです。
天保山製薬のMRとして忙しく働く、相原メイは、メイの妹からの誕生日プレゼントとして、家政夫のお試しサービスを受けることになりました。
ナギサさんは男ですが、子供の頃から「お母さん」になるのが夢だったとのことで、家事が完璧。指名ナンバー1の家政夫です。
家事が苦手なメイは、これまで営業成績で男性にも負けないように常にトップを目指し、仕事一筋で頑張ってきましたが、ナギサさんとの出会いによって少しずつ変わっていく、というお話です。
「私の家政婦ナギサさん」第7話では、メイはナギサさんのトラウマの原因がナギサさんがMRの仕事時代の職場の後輩、箸尾玲香であることを突き止めました。
箸尾玲香は仕事を辞めた後、結婚して幸せな家庭を築き、新たな仕事を始めるところだと知り、ナギサさんの悩みはメイのお陰で解消することができました。
一方、メイは田所から告白されました。
しかし、メイはナギサさんの悩みを無事解消できて、ナギサさんをハグした瞬間を、田所に見られてしまいました。
メイとナギサさんの関係を怪しむ田所は、ナギサさんに「あなたは誰ですか?」と尋ねました。
今回は「私の家政婦ナギサさん」第8話のあらすじと見どころについてお伝えします。
テレビドラマ「私の家政婦ナギサさん」第8話のネタバレ
「私の家政婦ナギサさん」第8話は、メイとナギサさんの関係を怪しむ田所が、ナギサさんに「あなたは誰ですか?」と尋ねたところから始まりました。
困ったナギサさんは、田所とともに、メイの部屋へ訪れます。
メイは田所に、「ナギサさんはお父さん」だとウソをついていたが、本当は家事全般が苦手なので「ナギサさんを家政夫さんとして雇っている」と正直に告白しました。
メイの正直な告白に、田所は「相原さんのことが好きです。俺とむきあってもらえませんか?真剣に。」と改めて告白します。
メイと田所の話を聞いていたナギサさんは動揺します。
職場復帰したナギサさんは、営業所で唯に、メイのお陰で自分が立ち直れたことをそれとなく伝えます。唯は「それじゃナギサさんがお姉ちゃんのことをもらってくれたらいいのに」とナギサさんをからかいつつも、「実はナギサさんは本社に異動することになった」と伝えます。
一方、メイは担当した病院の先生から癌の治療薬を使用することにしたという話と、子宮内膜症の薬を投与した患者さんに薬が効かないという話を聞き、メイの職場のチームで、この患者さんの症例について、原因を究明することになります。
そんな中、メイは肥後にプロポーズの返事をする約束もしていました。心がとっ散らかっているメイは、親友の陶山薫を自宅に呼び、悩みを相談することにしました。
自宅に訪れた薫はナギサさんを見て驚きましたが、メイが家政夫さんを雇っていることには驚きませんでした。
メイは薫に田所のこと、肥後先生のことを話しましたが、薫からは「大人になっても、好きな人に気持ちを伝えるのは大変なことだよ。」と諭されます。
二人の話を横で聞いていたナギサさんは、メイに「田所さんのことはどう思っているのですか?」とつい尋ねてしまいます。
メイは「真剣に思いを伝えてくれて、嬉しかったし、きちんと向き合おうと思っている」と答えました。
しかし恋愛に苦手意識があるメイが、ナギサさんに「私はどうしたら良いですか?」と尋ねると、ナギサさんは「私は家政夫なのでメイさんのお部屋を片付けることはできますが、心の中まで整理することはできません」と返事をするのでした。
帰り道に薫からメイへの気持ちを見抜かれてしまったナギサさん。
メイは将来誰かと結婚することになった時に今の生活はどうなるのか?ナギサさんはどうなるのか?想像してみます。
メイは肥後先生に会い、「今は向き合いたい人がいる」と伝えると、肥後先生はその言葉を受け止めてくれました。少し前にメイが読んだ北斗の拳のセリフを暗唱する肥後先生にメイは感謝の気持ちを伝えます。
子宮内膜症の薬を投与した患者さんの件で情報を仕入れに行ったメイと遙人は、その病気が子宮内膜症に似たHAEという病気であることを突き止め、その病気の治療薬が天保山製薬にはないため、アーノルド製薬の田所に助けを求めることにしました。
休日に仕事で田所と出かけることになったメイはお気に入りのイヤリングを探して部屋をぐちゃぐちゃにし、ナギサさんに呆れられました。ナギサさんはそんなメイに自分が異動になり担当を外れることを伝えられずにいました。
田所と仕事で出かけたメイは、帰り道に唯から電話があり「娘がけがをして保育園から連絡があったが迎えに行く人がいない」と聞き、田所と一緒に迎えに行きます。
メイと唯の娘、田所が3人で歩く後ろ姿を見たナギサさんは、そのお似合いの姿にがっくり肩を落とします。
帰宅して、マンションの自宅のフロアーで、田所から「メイと一緒にいたい」と告げられたメイが床を見ると、田所の部屋から水が流れ出てきました。田所は慌てた様子でしたが、メイが気にせず田所の部屋を訪れると、洗濯機のホースが外れていて、田所の部屋も以前のメイの部屋のように荷物が散らかった汚部屋でした。
メイはナギサさんにSOSの電話をし、田所の部屋もナギサさんに綺麗に片付けてもらいました。
ナギサさんの仕事っぷりに感心しながら、田所は「相原さんにはこの人が必要なんだな…」と思わずつぶやきますが、メイに聞かれると「俺たちは似た者同士ですね」と誤魔化します。
ナギサさんに感謝の気持ちを伝えるメイに、ナギサさんは明日の夕飯のメニューを聞きます。
メイは「ナギサさん特製のスペシャル飲茶」をオーダーしましたが、翌日、メイが仕事から帰宅すると、ナギサさんはまだメイの家には来ていませんでした。
ナギサさんがいない部屋を見たメイは、ナギサさんがいる生活が当たり前になっていたことに気がつきました。
しかし遅れてやってきたナギサさんから、「部署が異動になり、メイさんのお家に伺うのは今日が最後です」と言われ、動揺し、ナギサさんがいない生活を考えられないメイは、ナギサさんに「私たち結婚しませんか?」と衝撃の発言をしてしまいます。
今回はドラマのクライマックスに向け、メイの気持ちはナギサさんに、ナギサさんの気持ちもメイの方へと向かっていくところがキュンキュンしました。
メイは自分の気持ちに疎くて、ナギサさんのことを自分が好きだとはまだ気がついていませんが、勘の良い田所の方が先にメイの気持ちに気がついてしまったところがなんとも切ないですし、ナギサさんは自分の気持ちに気がついているけれど自分の気持ちを表に出せない性格であるところが観ていてとてももどかしかったです。
原作の漫画とリンクするところと、そうでないところとありましたが、今回は田所がいたことで、より一層メイとナギサさんの気持ちに焦点があたり、話がとても面白くなったと思います。
次回の最終回はどうなるのか、今からとても楽しみです。