TBSテレビ金曜ドラマ【MIU404】は、2020年の6月26日から放送開始されました。
【MIU404】は、星野源さん演ずる志摩一未と綾野剛さん演じる伊吹藍がバディを組んで、警視庁の刑事部・機動捜査隊の臨時部隊として新設された“第4機捜にて、「24時間というタイムリミット」の中で犯人逮捕に駆けるという話です。
第10話では、エトリを殺害した犯人は久住の可能性が高いということで、九重と陣馬は、久住と面識のある成川から話を聞きだし、志摩と伊吹はその裏付け捜査を始めました。
一方、ナウチューバー・RECは、逮捕された成川に代わり「浜田」と名乗る情報源から、ドローン爆発事件に関する極秘ファイルを受け取ります。
敵対していた第4機捜の志摩、伊吹とナウチューバー・RECが協力してついに久住をみつけましたが、久住は新宿や渋谷の街中を同時多発爆発させた虚偽のニュースを、RECのパソコンを遠隔操作して流し、捜査を混乱させました。
ドーナツEP工場を見つけた陣馬が、工場を出たトラックにひき逃げされたところでドラマが終わりました。
今回は【MIU404】最終回のネタバレと見どころについてお伝えします。
TBSテレビ金曜ドラマ【MIU404】最終回のあらすじ
【MIU404】最終回では、陣馬は一命をとりとめたものの、意識が戻らない状態が続いていました。
第4機捜404のメロンパン号は、同時多発爆発事件のフェイクニュースで犯人が乗っているとネット上で拡散され、有名になりすぎてしまっために、捜査では使用できなくなりました。
志摩は、捜査上の判断を伊吹に委ねてしまったことを後悔し、RECの協力を得て、密かに一人で久住について調べるようになりました。伊吹は志摩の異変を感じ、志摩に盗聴器を忍ばせたことで、久住の居場所を知り、一人で先乗りします。
TBS金曜ドラマ【MIU404】最終回のネタバレ
【MIU404】最終回は、ついに志摩と伊吹が久住と対決しました。
志摩と伊吹は、久住が流した同時多発爆発のニュースが虚偽の物だと見破られず、久住を捕らえることができなかったことから、関係がギクシャクしてしまいました。
伊吹とバディを組むようになった時、「他人も自分も信用しない」とはじめは言っていた志摩ですが、伊吹とバディを組み様々の事件の捜査をしていくうちに、伊吹のことを心から信頼するようになっていたのですが、「うまくいかない時にそれを人のせいにする」自分自身のことはまだ信頼できずにいたのです。
久住の捜査を続けていくうちに、警察のルールを守り続けているうちは久住にはなかなかたどり着けないということを悟った志摩は、伊吹を撒き沿いにしないために、伊吹とのバディを解消することを考えていました。
志摩はRECを警察から助ける代わりに、REC協力を得て、久住の居場所を特定することに成功しました。
伊吹は志摩の異変に気がついたので、志摩には言わずに志摩と別行動しながら、志摩に仕掛けた盗聴器からの情報を元に、久住を見つけ出すことに成功しました。
久住はクルーザー上で違法ドラッグを作っていました。伊吹は久住の策略にハマり、久住に捕らえられ、違法ドラッグを吸わされて意識を失ってしまいます。
一方、志摩も久住のクルーザーに行き、捕らえられている伊吹を発見しましたが、やはり久住に捕らえられ、違法ドラッグを吸わされてしまいます。
最悪の事態の中、陣馬が意識を取り戻したという九重からの連絡がキッカケで目を覚ました二人は、久住がクルーザー上にいることを九重に伝えると、久住を捕らえるためにまた動き始めます。
久住はクルーザーから降りた後、友人の屋形船パーティに参加していましたが、伊吹は瞬間的に伊吹を目視で捉え、屋形船に乗り込みます。
二人はついに久住を捕らえることに成功しましたが、久住は捕らえられても、黙秘し、久住が何者なのかわかりませんでした。
MIU404最終回の感想
MIU404最終回は、志摩、伊吹と久住との対決シーンで、息を飲む場面が続きました。
久住はその場で先の手を打つ能力に長けていて、志摩も伊吹も1対1の場面では太刀打ちできませんでした。
久住が明晰な頭脳をどうして悪の道に使うことにしたのか、最後までわかりませんでしたが、久住のように、心の中に人には説明できないような深い闇を抱えていて、とんでもない犯罪を巻き起こす人って実際にもいそうです。
久住は二人を捕らえた後、いつでも志摩と伊吹を殺すことができたのに、それをしなかったのは、今まで自分と本気で向き合ってくれた人がいなくて、自分の暴走を止めてくれる人もいなかったから、二人に捕まることで、そんな人生を変えたかったのかもしれないと思いました。
伊吹に追い詰められ、屋形船の屋根に乗り、橋に頭をぶつけて倒れるシーンでは、悪の最後ってこんなものなの?って少し拍子抜けしましたが、そこで屋形船の中にいた仲間と信じていた人の誰にも助けてもらえなかった場面で、久住の人生の虚しさが見えました。
一方、志摩と伊吹は、志摩は「自分のことを信じることができない」ことを、伊吹のことを信じることで乗り越えることができ、伊吹は「志摩に自分を認めてもらえている」と確信することで前に進むことができる、良いバディだと思います。
ドラマを最終回まで見た後にまた第1話から見直しました。
何度観ても面白いです。
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