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テレビ東京系ドラマ実写版「浦安鉄筋家族」第一話のあらすじと感想

2020年4月クールのドラマは、コロナウィルスによる新型肺炎の流行の影響で、撮影がストップしてしまい、放送が延期になってしまったものもありましたが、テレビ東京系ドラマの実写版「浦安鉄筋家族」は金曜深夜0時12分から、第1話は予定通り4月10日に放送が開始されました。

ミニー
映像化不可能と言われていた原作の漫画「浦安鉄筋家族」を、ドラマではどのように再現していくのか、私の大好きな佐藤二朗さんが「大沢木大鉄」をどう演じるのか、とても楽しみで、今クールでは一番気になっているドラマなのです。

 

ドラマ「浦安鉄筋家族」とは

ドラマ「浦安鉄筋家族」は20204月クールのテレビ東京系の作品で、原作は「週刊少年チャンピオン」にて25年以上連載を続けている、シリーズ累計発行部数4400万部を突破した大人気ギャグ漫画シリーズ 『浦安鉄筋家族』です。

 

原作の漫画ではやんちゃでおばかな小学生の大沢木小鉄が主役で、小鉄のエキセントリックな家族たちが織り成すギャグ漫画です。

 

ドラマでは父の大沢木大鉄が主役となり、佐藤二朗さんが演じます。ちなみに、原作の漫画では、大沢木大鉄はかなり適当でだらしないお父さんです。

大沢木一家の家族構成は、妻の順子(水野美紀さん)、長女の桜(岸井ゆきのさん)、長男の春郎(本多力さん)、次男の小鉄(斎藤汰鷹さん)、三男の裕太(キノスケさん)、おじいちゃんの金鉄(坂田利夫さん)です。

 

ドラマ「浦安鉄筋家族」の監督は「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎さん、脚本はヨーロッパ企画の上田誠さんです。

 

第一話「大鉄ノースモーキン」のあらすじ

夢の国の端っこ、浦安に暮らす大沢木一家。

主人公の大鉄はタクシードライバーで超ド級のヘビースモーカーです。とあることから、妻の順子による家庭裁判で「禁煙刑の判決を言い渡されてしまいます。

 

「酸素よりもニコチンを愛する」と断言する大鉄が禁煙をするのは至難の業。

大鉄を禁煙させるために、大沢木家一家総出で父の禁煙作戦に協力します。が、なぜかとんでもない大騒ぎになってしまいます。

 

 

第一話を観た感想

「浦安鉄筋家族」の第一話を観て、まずビジュアル面での再現度の高さに、興奮しました!おじいちゃんと小鉄が漫画のキャラにそっくり。原作のストーリーを追いかけるだけでなく、人がぶっ飛んだりとかのギャグ要素も満載で、話のテンポも良かったです。

 

大鉄役の佐藤二朗さんは、雰囲気がとてもハマっていて、裕太にメロメロなところとか、タバコのカートン吸いとか、漫画を実写化したら観てみたかった映像をそのまま観れたので、思わず舞い上ってしまいました。(笑)

妻の順子役、水野美紀さんの吹っ切れた演技が素晴らしく、良い味を出していました。大鉄を吹っ飛ばしたり、椅子に縛りつけたり、原作の漫画ばりにブチ切れて大暴れしていたので、原作のはちゃめちゃな世界観を見事に表現されていたと思います。

 

第一話の内容はテーマが「禁煙」で、ヘビースモーカーの大鉄が禁煙の辛さを表現する方法は、最近のコンプライアンス的にはギリギリ抵触しそうな内容だったかもしれません。しかしこのドラマでは、その苦しんでいる姿をギャグでうまく表現できていました。

実際、ドラマの録画を小学生の子どもたちと一緒に見ていて、「タバコってそんなに美味しいの?」と息子はタバコに興味を持ってしまったようで、私は困惑しました。喫煙者の夫もさすがに困った顔をしていました。が、家族でタバコについて「喫煙or禁煙」について話をする良いきっかけになったと思います。(夫も自宅では吸いづらくなったと思います。)

小鉄が禁煙で苦しんでいる父ちゃんのためにお小遣いを稼いでタバコを買い、「タバコを吸ってない父ちゃんは父ちゃんじゃないよ」ということで、大鉄の禁煙は、今回もうまくいきませんでしたが、家族みんなそろって、ひとりの家族のことを思いやること自体はとても素敵なことだと、ほっこり温かい気持ちになりました。

 

全体としてはギャグ要素が強くて楽しいドラマですが、時々ほっこりできる瞬間がある、考えさせられるテーマがしっかりある、バランスが絶妙で心地良かったです。

 

ミニー
最近、コロナウィルスで巷では暗いニュースばかりでしたので、はちゃめちゃでも家族で大騒ぎしながら楽しく過ごせるホームドラマに癒されました。家族のもつ温かさはやはり良いですね。

2話以降も続けて観ていきたいと思います。

 

ミニー
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