今回は小学校の読み聞かせボランティアで、小学校4年生の長男のクラスで「アフリカの音」という本を読みました。
今回はその時の子どもたちの反応についてお伝えします。
「アフリカの音」とはどんな本?
「アフリカの音」では、セネガル、マリなど西アフリカの人々の暮らしと「太鼓とダンス」との関わりを知ることができます。
西アフリカには有名な「ジャンベ」という太鼓があります。この「ジャンベ」はヤギの皮で作られています。
西アフリカの人々は、感謝や祈りの場面で、ジャンベの「いのちのひびき よろこびのリズム」に合わせて、踊るのです。
読み聞かせでは、時間をかけて絵を子どもたちに見せる感じで、太鼓の説明の部分では文章をゆっくりと読み、アフリカの太鼓のリズムではテンポを意識して、全体では5分くらいで読み終えました。
「アフリカの音」作者の沢田としきさんとはどんな人?
作者の沢田としきさんは、1959年1月17日生まれ、2010年4月27日没。
青森県生まれ、阿佐ヶ谷美術専門学校ビジュアルデザイン科在学中より、月刊ガロでマンガ作品を発表。卒業後、作品が黒田征太郎の目にとまりK2に勤務する。独立後、イラストレーターとしてanan等で活躍。(Wikipediaより)
1996年に、今回紹介した「アフリカの音」で日本絵本賞を受賞し、絵本作家になりました。
2002年に「てではなそう」では第8回日本絵本賞読者賞を受賞しました。
また、2007年「ピリカ、おかあさんへの旅」では児童福祉文化賞受賞をしました。
この受賞した2冊もこどもに見せたいと思います。
小学4年生に「アフリカの音」を読み聞かせた反応は?
日本から遠くて簡単には行くことのできない西アフリカとはどんな世界なのか?西アフリカの人たちはどんなことを考えて暮らしているのか、この本を通して知るきっかけになると良いと思いました。
本の内容は難しいことがないので、「西アフリカの人にとってジャンベや踊ることが大切である」ということは小学校4年生でも充分に知ることができたと思います。
読み聞かせをしていて「わー!」っと盛り上がるようなことはありませんでしたが、興味深い感じで太鼓や西アフリカの人々の暮らしの絵を食い入るように見ている子供たちもいました。
反応としては手ごたえがあり、良かったです。
この本を読んでからアフリカの音楽を実際に聴いてみると、アフリカの太鼓に心を動かされる理由がわかります。
小学校4年生の読み聞かせで「アフリカの音」まとめ
小学4年生位の年齢から、日本以外の世界の人々の暮らしや世界観を知ってほしいというこちらの望み通り、「西アフリカの人にとってジャンベや踊ることが大切である」ということは小学校4年生でもしっかり理解できたと思います。
読み聞かせの時間では、この「アフリカの音」のように、絵本の力で、子供たちに地球上の広い世界をもっと見せてあげられると良いなと思いました。
応援よろしくお願いします。
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