2020年の夏はコロナ禍で、夏らしいアクティビティはしないまま、夏が終わってしまいました。
小学校の夏休みは3週間しかなく、例年に比べるとかなり短く、夏休みの自由研究はやってもやらなくても良い、「自由」な宿題となってしまったのです…。
しかし、すでに自由研究用に【ダイソ―】光るパウダーアートを買ってあったので、来年の夏休みの自由研究用に(笑)子どもたちとアート作品を作ってみました。
【ダイソ―】光るパウダーアート
【ダイソ―】光るパウダーアートの箱に梱包されているものは、給水パウダー(給水ポリマー)、蓄光パウダー、説明書のみ。
自分で用意するものとして、アート作品を入れるビン、色水を作る用の絵の具、色水を入れるカップ、計量スポーン、計り、水が必要です。
この【ダイソ―】光るパウダーアートでは、給水パウダーに水を吸わせる実験と、色付きの給水パウダーをビンに詰めてアート作品を作ることができます。
給水パウダーに水を吸わせる実験
給水パウダーにはどれくらい水を吸う力があるのかを調べます。
カップに給水パウダーを1グラム入れ、そこに5gずつ水を加えていきます。
1gの粉は、粉の状態だとかなり少量ですが、水を少しずつ加えていくと、体積がかなり増えます。
手触りも、砂の様だったものが、最終的にはゼリー状になりました。
透明のカップに入れて量を測ってみたところ、
水を50g加えたら、2㎝の厚さ、
水を100g加えたら、4㎝の厚さになりました。
最終的に、用意したカップ一杯176CCのお水を吸わせることが可能でした。
色付きの給水パウダーをビンに詰めてアート作品を作る
色付きの給水パウダーをビンに詰めてアート作品を作るには、先に作った水を給水させた給水パウダーも利用することができます。
まず、赤、青、黄の色水を用意し、水をすでに給水させてある給水パウダーに振りかけてかき混ぜ、色を付けます。
蓄光パウダーもこの時、適量加えてかき混ぜます。
ビンにまず1色めの給水ポリマーを敷き詰めたら平らに均し、無色の給水ポリマーを少しかぶせます。そして次の色付き給水ポリマーを重ねていきます。さらに無色の給水ポリマーをかぶせ、3色目の色付き給水ポリマーをかぶせて、ビンギリギリまで入れ、ふたをしたら完成です。
特にじゅうたんに給水ポリマーをこぼしたら粒粒を取り切れなくなるので要注意です。
初めてでも、とてもきれいに作ることができました!
綺麗に作るコツは、水を少量ずつ加えてゆっくり給水ポリマーを膨らませること。色水を加える時も少しずつ加えることです。
粉に一気に水を入れると粒粒感が出て、色水もあまりきれいに混ざりません。
また。色付き給水ポリマーの間に無色の給水ポリマーを挟むように入れると、色同士が混ざらず綺麗に分離します。
最初に作った作品が一番丁寧に作ったので、綺麗な作品として完成させることができました。
さらにプラスαの研究課題
今回はさらにプラスαとして、YouTuberのように、動画を取りながら、子どもたちに解説を考えてもらい、言わせました。
実験をやりっぱなしでなく、動画に残し、解説させることで、今回の実験で学べたことをおさらいし、しっかりインプット&アウトプットすることができます。
実験しながら解説を考えるのは、かなり頭の回転が良くないとできません。
遊びながらやることで、苦労なく、脳を使うことができるわけです。
さらに録画した動画をアプリで編集するところまでできれば、立派なYouTuberになれるわけです。
YouTuberがどんな風に撮影して編集しているのか、想像して真似してみると、よい職業体験にもなるのです。
まとめ
絵の具やビンが自宅にあるなら、この【ダイソ―】光るパウダーアートはたったの110円で楽しむことができます。
今回は小学2年生と年長の子供で【ダイソ―】光るパウダーアートを楽しんだので、あまり細かいところまでは追及しませんでしたが、小学校高学年のお子さんがいたら、インターネットを利用して、「給水ポリマー」にはどんな性質があるのか?どんなものからできているか?などの調べ学習もしていくと、さらに学びが深まると思います。
時間は2時間あれば十分楽しめるので、ダイソーで見かけたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!